宮崎県立西都原考古博物館で、令和5年度 国際交流展として『農耕への道 ~九州・台湾における植物栽培のはじまり~』が開催されます。
日進月歩で成果が積み重ねられる稲作伝来をめぐる考古学。ですが、南九州では稲作農耕の受容が社会にどのような変化をもたらしたのかについて、必ずしもはっきりとしたイメージが描かれてきませんでした。
この展示会では、イネをはじめとする穀物やマメ類を対象とした植物栽培の始まりを、九州と台湾を中心とするアジアの考古・民俗資料から探り、狩猟採集・漁撈社会から農耕社会への歴史的変化について考えます。
★チラシのダウンロードが可能です
・国際交流展案内:ダウンロード
・令和5年度行事予定表:ダウンロード
◆関連リンク
・宮崎県立西都原考古博物館ホームページ
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・NPO法人iさいと 西都原考古博物館運営支援事業事務局Facebookページ
(Facebookページはいずれもアカウントが無くても閲覧可能です)
◆開催日程 2023年10月7日(土)~12月10日(日)
◆休館日 月曜(国民の祝日と重なる時は最も近い平日)/祝日の翌日(休日に当たる時を除く)
◆開館時間 9:30~17:30(最終入館 17:00)
◆開催場所 宮崎県立西都原考古博物館
◆観覧料 無料
◆稲と金属 ~先進文化への憧憬~
・石庖丁形鉄器(現代/宮崎市檍遺跡/県総合博物館)
・炭化籾米(弥生時代/延岡市 芝竹遺跡/延岡城・内藤記念博物館)
・小児用壺棺(弥生時代中期/宮崎市石神遺跡/宮崎市教育委員会)
・木製農具・柄付き石斧(弥生時代中期/宮崎市中須遺跡/宮崎市教育委員会)など
◆南方の初期稲作 ~南九州と台湾~
・突帯文土器(弥生時代早期/都城市坂元A遺跡/都城市教育委員会)
・弥生時代の馬歯・牛歯(弥生時代/大浜遺跡/五島市 文化観光課)
・木製農具(弥生時代前期~中期/宮崎市垣下遺跡/宮崎市教育委員会)など
※台湾の資料は写真解説パネル中心の展示
◆南九州稲作史の実態に迫る ~実験考古学と民族・民俗誌~
・大型石包丁(弥生時代/県内各地/高鍋町教育委員会 他)
・鉄製摘鎌・鎌(古墳時代/県内各地/県立西都原考古博物館)
・貝製穂摘具(現代/五島市内/五島市 文化観光課)
・穂摘具(現代/ラオス・ベトナム・九州/川野和昭コレクション)など
◆関連講座
・10月14日(土)古代米を食す②「刈る」
・11月12日(日)古代米を食す③「蒸す・炊く」
◆開催日時 2023年11月11日(土)13:00~16:30
◆開催場所 県立西都原考古博物館 1階 ホール
◆参加費用 無料
◆事前申込 必要
◆シンポジウム
・テーマ「九州と台湾:農耕は狩猟採集・漁撈民の社会をどう変えたか?」
◆講演・討論
・野林 厚志 氏(国立民族学博物館)
・李作婷 氏(台湾國立自然科學博物館)
・ユ・ペイリン 氏(米国 ボイシ州立大学)
・イスタダ・アリーマン 氏(総合研究大学院大学)
◆申込方法 電話またはFAXにてお申込ください
◆申込・問い合わせ先
・宮崎県立西都原考古博物館
・TEL:0983-41-0041
・FAX:0983-41-0051
日程 | 2023年10月7日(土)~12月10日(日) |
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開催場所 | 宮崎県立西都原考古博物館 |
地図 |
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お問い合わせ |
宮崎県立西都原考古博物館 電話番号:0983-41-0041 |
関連ページ | 宮崎県立西都原考古博物館ホームページ:開催中の企画展 |