令和6年 師走祭り

2024/01/19 ~ 2024/01/21

師走祭りは、木城町と美郷町南郷区(旧南郷村)にまたがり、1000年以上も前から脈々と引継がれている、異国の地で亡くなった百済王一族を慰めるお祭りです。

木城町の比木神社には百済王国の王子「福智王」、美郷町南郷区神門神社には百済王「禎嘉王」が祭神として祭られています。「神門御神幸祭(師走祭)」とは、この百済王国の親子の、年に一度の対面を表現する極めて珍しい祭りで、百済王族の伝説を裏付ける大きな証とも言われています。

この祭りは、昭和10年代までは、全行程を徒歩で9泊10日間の日程で行われていました。現在は車で行き来することから、1月下旬の金土日の3日間で行われています。

比木神社(児湯郡木城町鎮座)に祀られた王子の一行が、フクロガミ(袋神、花笠ともいう)を奉じて、延々約23里(約90km)におよぶ決まりの道を、父王が祀られた神門神社(東臼杵郡南郷村鎮座)まで巡行し、そこに滞在して父王と再会して、また帰ってゆく祭りです。

1000年以上も守り継がれてきたこの祭りは、全国的にも極めて古い形態を残していること、百済の風習も残っていること、更に90kmにおよぶ巡行など、他に類例のない貴重なものです。

物静かな行列は古代の雰囲気を残し、この期間、村里は祭り一色に染まります。なかでも初日、夕闇迫る神門神社付近で、天をも焦がさんばかりに燃え上がる神を迎える火の荘厳さとそのスケールには、誰もが圧倒されます。その中を祭りの一行は、感激の面持ちで神社本殿へと進んでゆきます。

神門神社に向かう「上りまし」では、お旅所に待ち受ける人々や沿道の篤信者が、フクロガミのふくらみ方や色合いによって年占をしたほか、大根・にんじんなどの収穫物をフクロガミ巡行の路上に姿を表さないで差し出して置いたり、地区挙げて篝火をたいて迎えるなど、種々の習俗が伝えられています。

また、一行が帰路につく「下りまし」の際には、オサラバと称して、ヘグロ(墨)を顔に塗り、ショウケ(竹で編んだ笊)などを振って送る慣わしも見られるなど、この祭りには、地域住民の素朴な信仰形態が見られます。

★チラシのダウンロードが可能です
・ポスター:ダウンロード
・パンフレット:ダウンロード

◆関連リンク
美郷町観光協会ホームページ:師走祭り

イベント概要

◆開催日程 2024年1月19日(金)~1月21日(日)

◆1月19日(金)「上りまし」(比木神社→神門神社)
・15:00頃 塚の原古墳での神事・野焼き
・17:00頃 衣渕でのみそぎ
・18:00頃 迎え火
※美郷町内のご当地グルメ出店、カフェ&ジビエバーガー販売あり(15:30より南郷茶屋)

◆1月20日(土)祭典/舞明かし(神門神社周辺)
・12:30頃 韓国にまつわる舞踊の披露(西の正倉院)
・15:00頃 ドンタロ塚での神事
・16:00頃 小丸川岸での洗濯行事
・19:00頃 夜神楽

◆1月21日(日)「下りまし」(神門神社→比木神社)
・11:00頃 境内でのヘグロ塗り
・11:30頃 一本鳥居でのお別れ「オサラバー」

関連動画
◆【ドローン空撮】美郷町南郷地区「師走祭り」~迎え火~①
日程 2024年1月19日(金)~1月21日(日)
お問い合わせ 師走祭り実行委員会(美郷町役場 南郷地域課)
電話番号:0982-59-1600
関連ページ 美郷町ホームページ:令和6年 師走祭りの開催について