宮崎市の商家に生まれた中村地平(1908~1963年)は、旧制宮崎中学校から台湾の旧制台北高等学校へ進み、文芸誌の創作活動に携わりました。卒業後に東京帝国大学 文学部へ入学し、太宰治らと井伏鱒二の門下となり文壇にデビュー。台湾が舞台の小説など数多くの作品を発表し、「南方文学」を提唱する著名作家となります。第二次世界大戦中に疎開して宮崎市へ帰郷した中村地平は、その後、宮崎県立図書館長就任などを通じて、戦後宮崎の文化振興に献身しました。
戦後、中村地平はなぜ中央での南方文学を中心とした作品から転向したのか。なぜ地元に戻り宮崎の戦後復興、今の時代で言う地方創生に命を捧げたのか。中村地平の没後60年にあたり作成された、その姿に迫ったドキュメンタリー映画のフィルムトーク付き上映会が開催されます。皆様お揃いでぜひお越しください!
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◆関連リンク
・ドキュメンタリー映画「中村地平」公式サイト
・西都市民会館ホームページ
◆開催日時 2024年6月8日(土)13:00開場/13:30開演
◆開催場所 西都市民会館
◆入場料 無料
◆開催内容
・映画本編…上映時間 約80分
・上映後にフィルムトーク有り(30分程度)
・登壇者…小松 孝英 氏(脚本・監督)
岡林 稔 氏(中村地平研究/宮崎大学 名誉教授)
日程 | 2024年6月8日(土) |
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開催場所 | 西都市民会館 |
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お問い合わせ | 西都市観光協会ホームページ:【さいと塩月桃甫顕彰会】ドキュメンタリー映画「中村地平 西都市特別上映会」の開催について |