【企画展】大島畠田遺跡と郡元西原遺跡

都城歴史資料館の企画展『大島畠田遺跡と郡元西原遺跡』が開催されます。

平安時代は、紫式部や清少納言などが活躍し、はなやかな文化が花開いた時代でした。その一方で新しく生まれた有力者たちが武士団へと成長し、天皇や貴族が中心の古代から、武士が中心となる中世へと、世の中が大きく変わっていく時代でもありました。

今回の企画展では、この時代の都城盆地を代表する「大島畠田遺跡」と「郡元西原遺跡」の発掘調査をもとに、古代から中世へのダイナミックな転換をわかりやすく紹介します。皆様のご来館をお待ちしています。

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◆開催日程　2024年7月20日（土）～11月17日（日）
◆休館日　　毎週月曜（月曜が祝日の場合は翌日休館）
◆開館時間　9：30～17：00（最終入館 16：30）
◆開催場所　都城歴史資料館 1階 資料展示室1

◆入館料
・大人…220円
・高校生…160円
・小・中学生…110円

◆下記の場合は入館無料となります
・毎週土曜は小・中学生
・毎月第3日曜（家庭の日）は、高校生以下の子どもがいる家庭や妊娠中の人がいる家庭
・障がい者手帳を持っている人（介護者含む）
・子育て応援カード（他県類似カードも含む）を提示した家族
・期間中、高校生以下の子どもと大人が来館した場合の高校生以下

◆夏季体験学習会「平安のあそび体験」
・日程…8月6日（火）～8月10日（土）
・時間…午前・午後の2回開催
・場所…都城歴史資料館
・対象…都城市内の小中学生
・内容…墨書土器作り体験ほか
・申込…事前申込制（申込方法は後日都城市HPに掲載されます）

◆歴史シンポジウム「大島畠田遺跡と郡元西原遺跡」
・日程…10月26日（土）
・場所…ウエルネス交流プラザ ムジカホール
※詳細は後日都城市HPに掲載されます

◆国史跡大島畠田遺跡
・平安時代の前半から中頃、都城盆地にあらわれた有力者の屋敷の跡です。
・とてつもない富を手に入れた有力者の豊かな生活や文化を物語る遺跡です。

◆郡元西原遺跡
・平安時代の終わりごろにつくられた大きな溝で囲まれた館の跡です。
・中世以降、大きく広ががる耕地開発の拠点となった場所であり、武士の館の始まりとも考えられています。
・また、島津荘の現地経営に係る施設の可能性も考えられます。

この二つの遺跡は、南九州にあって、古代から中世へと移り変わっていく様子を具体的に示しており、全国的にも貴重な遺跡群であるため、文化審議会から文部科学大臣に対し、国指定史跡とするよう答申されました。詳細は コチラのページ にてご確認ください。